PIECE・UPCYCLE2021 by 相模女子大生活デザイン学科

2021年12月2日から5日まで、新宿マルイ8階コンセプトショップ:ブース6・7で展示販売(ポップアップ)として開催された相模女子大生活デザイン学科の産学プロジェクト展【PIECE UPCYCLE 2021】についてレポートさせて頂きます。

ここで展示または販売された雑貨や服飾などのアップサイクルグッズの多くに、TDAが推進する「mimi project」の生地耳が使用されています。以下のコメントは展示キャプションからの転載です。

現代社会では使わなくなったモノや、生産の過程で生じる端材が毎年大量に廃棄されています。相模女子大学生活デザイン学科ではアップサイクル活動を通して、そんな廃棄されるモノに新たな命を吹き込みました。 織物工場で排出される生地の耳、家具工場からの廃材、アパレル企業の廃棄衣類などを使用し作品をデザインしました。 テーマになっている「PIECE」には、パズルのピースのように廃材がつながることで新しい価値が生まれ、ひとりひとりが繋がってこの活動が広がるように…という願いが込められています。

私達の「PIECE」を是非ご覧ください!

協賛:株式会社エストレージ 株式会社オンデザインパートナーズ 株式会社カナコーン 一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会 株式会社マルナカ YKK株式会社

今回、ミミプロジェクトの一環として株式会社マルナカ様からご提供いただいた生地の耳を活用し、ファッション雑貨やアクセサリー、衣装などを制作して頂きました。

売り上げは日本赤十字社を通じて医療機関に全額寄付する予定との事です。

会場 新宿マルイ本館8階 concept shops(ブース6・7)

期間  2021年12月2日(木)~12月5日(日) 11:00~20:30

会場は決して広く無いブーススペースではありましたが、参加した学生さんたちは広告や映像コンテンツづくりなどのプロモーション作業も含めて、楽しみながらモノづくりにチャレンジしている様子が窺えました。

フィッティング用の姿見の装飾にも生地耳が使用されている。
生地耳から取り出した繊維をレジンで固めたアクセサリー。

生地耳以外では、使われなくなったYKK株式会社のファスナーを使用した服、廃木材を使用した雑貨なども展示されていました。

「今回は主に1年生が制作したので、未熟な部分も多々ありますが、みな頑張って制作に励んでいました。引き続きよろしくお願いします。」と指導教員の牛尾卓巳 准教授からコメント頂きました。学生の皆さんのサスティナブルやSDGsに対する関心の高さが窺えます。

このように【mimi project】は各方面から注目を集めているTDAの主要な活動のひとつです。

【mimi project】 に参加したデザイナーやアーチストの作品は、TDAホームページに直結したtumblrサイト TDA gallery にも随時掲載する予定ですので引き続きよろしくお願いします。

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