会員番号:037
フリガナ:アライ アキコ
名前 : 新井 明子
郵便番号:106-0032
住所 :東京都港区六本木
7-12-23
TEL :03-3408-6372
FAX :03-3408-6970
mail :a-arai@maison-de-acos.com
URL :
http://www.maison-de-acos.com
60年代、古い問屋体質の市田を経て、日本のファッションビジネスの立ち上りから、業態、トレンド、市場の変化の常に最先端にいるブランドとの協業で今日を迎えています。
山本寛斎、稲葉賀恵、山本耀司、花井幸子各氏達とのオリジナルブランドプリント制作からスタート。
今は消失した鈴屋、タカノ等、その頃稀有だったショップブランド、サンディカ各社の為のオリジナル素材、そして今は西欧ブランドの日本オリジナル版の為の制作をしています。
元来、オーダーであった日本の戦後ファッションの立ち上がりから、イージーオーダー、既製服、プレタポルテ、デザイナーズブランド、量産化の時代、それに対する差別化されたブランドスタイルへの変遷を、全てプリントファブリックを通じて、実
際に、アパレル対応の企画・テキスタイルデザイン・ファブリック製造・販売までを、一貫して行い、現在に到っている。
半世紀近い実績はデータとなって、今日がある。
ファッションファブリックの実体はテキスタイルデザイナーの自己満足では完結しない。
時代の方向性への発信と同時に、立体化される服、アパレルブランドの特性に如何に
応え、オリジナリティのあるデザインを発信するかが、継続の分れ目となる。
元来、西欧から発信された「洋服産業」と云うものは、西欧のトレンドのいち早い伝
達とアレンジメントが成功の鍵である。時は変り、西欧への追いつけ追い越せの時代<
は終り、東も西もなく、何を世界に向かって発信するか、再び個性の時代になった。
今、興味深いのは、西欧、東洋にかかわらず、民族の持っている美のセンス、造型力
を踏まえた新たな発信である。
西欧風の柄を描いても、フランス人に見せると「オリエンタルだな」と云われて、口惜しかった、自分の感性を活かして現代をデザインしようと思う。
1957年
女子美術大学芸術学部デザイン科卒業
1961年〜
市田株式会社服地衣匠室勤務(テキスタイルデザイナー)
株式会社アドセンター入社 (ファッション企画ディレクター)
1971年〜
アコスファブリックハウス
アパレルブランド対応のオリジナルテキスタイルの企画・デザイン・製造・販売を一貫して行うアトリエを設立
1982年〜
大阪西川、レ・ウィンナー他数社とデザイン企画提携、及びメゾン・ド・アコスの商標にてライセンスビジネスを開始
1985年〜
株式会社に移行
代表者となる
1987年〜
通産省絹振興懇談会委員受託
(財)ファッション振興財団 インターナショナルテキスタイルコンテスト
そのほか数ヶ所の地産テキスタイルコンテストの審査員、及び技術アドバイザーを受ける
2006年
文化ファション大学大学院客員教授に任命 |
■出展作品
金の波紋
流れの唐草
天然、自然の形象を抽象して図案化し、生活を彩る日本の文化は、アジアの中でも、大変豊かな表現力に富んだものです。
プリーツ加工した、超現代的な素材の上に、あえて金泥、螺鈿、墨のような和の持つ豪華な装飾性を、波紋の形で表現しました。
人体にまとわりつく布の分量感も計算に入っています。
亦、白黒の唐草は、和更紗の原点・草木や水の流れを抽象化して表現、複雑なプリーツで立体化。元布とまるで違う表情を持たせています。
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モダン流水
和の流水をポップに表現
夢の庭
水仙と雲を友禅柄のスタイルでモダンに表現
モダン
偶発的なフォルムを水滴で表現
グラフィカルフラワー
アールデコの表現で花を描く
サラサ
伝統柄をより繊細に手描きで表現
バラ
手描きの筆の味でバラを抽象的に表現
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