TDAについて

TDA 2017年度活動方針

繊維業界を取り巻く環境は、加速的な変化をしている。グローバル化とSNS 環境の拡大は、販売や流通システムを大きく変革させた。また、商品の価値 観やテキスタイルデザインを行う環境をも同様である。
1995 年の創立から当協会は、2011 年に法人化が認められ、一般社団法人 日本テキスタイルデザイン協会(TDA) として新たな活動を行い本年で6 年目を迎える。
そして2015 年、TDA は創立20 周年を迎え、記念式典と「TDA10 年の歩み」 「Textile design -WAVE 1995~2015」を刊行した。

昨年の総会で述べた「公益社団法人化も視野に一層の事業計画を計る。」をより明確化するために、TDAは昨年5 月に「公益社団法人設立申請書」を内閣府に提出した。2017 年3 月現在、継続審議で認証取得には至っていないが、 継続申請中である。社団法人化は、TDA がより一層の飛躍と協会変革を行う上で、大変重要なテーマであり、推進しなければならないテーマである。

産業界の変革が加速する中、TDA がどう変革を行い活動していくのかが問わ れている。協会創立の理念である「日本のテキスタイルデザインの質を高め ることによって生活文化の向上と産業の発展に寄与する事を目的とする団体である。」を今一度見つめ直し明確にしなければならない。
世界のテキスタイルデザイン産業に於ける、社会環境やデザイン環境が大きく変化している時代にこそ、原点に立ち返り足元を見つめ活動の幅を拡大す る事が重要である。これらを踏まえ、TDA は一般社団法人から公益社団法人 への移行を行い、従来の活動内容にプラスした「TDA イノベーションプロジ ェクト」の各事業計画を推進して行く。

以上の事業計画は、TDA活動のデータベース化が不可欠である。昨年に引き 続き会員のプロフィール登録の推進やホームページの一層の充実を計り、若手デザイナーなどの新会員が入り易く、活動出来る新たな協会を目指す。

1.協会の財政基盤の安定と確立を目指した事業
 1. 若手の新会員入会の拡大(イノベーションプロジェクトの推進)
 2. 海外インテリアトレンドセミナー+サローネセミナー
 3. TDA×流通業×他団体とのコラボ事業の推進
 4. 流通業とのコラボで新規市場と新商品の創出を行う

2.TDA イノベーションプロジェクト
 1. 日本文化の発信と社会貢献の模索、会員のデザイン活動と発信/ 発表の支援を行う。
 2. 社会貢献の推進と世界に向けた日本のテキスタイルデザインを 発展させていくための対外的な活動と事業
 3. 正会員と非会員の若手デザイナーの交流とテキスタイルに携わ る人々の情報交換の場、セミナーの開催

3. TDAイノベーションプロジェクト
 社会貢献と世界に向けた日本のテキスタイルデザインを発展させていくための 対外的な活動事業

2017年5月20日 
一般社団法人 日本テキスタイルデザイン協会
理事長 今野 文雄

【事業企画部】
事業企画部(東日本)

公益社団法人を目指して明確な目的性・貢献性を持った事業活動を行う。

1.海外インテリアトレンドセミナー
本企業・デザイナーのデザインクオリティー
の向上、ライフスタイルに対する考察と提案による住環境文化全般の向上を意図する。
また、出張講演による情報提供を通して地域産業の発展にも寄与するものとする。

2. クリエイター・デザイナー支援事業
若年層を主な対象としてTT BAL など少人数・低額の参加し易いセミナー・勉強会を行い、
企画・制作から物販までを踏まえた成果発表・実践の場としてハンドメイドテキスタイル
展示販売会(テキスタイルフェスタなど)を実施する。

3. テクノロジー研究事業(I P I P、デジタルプリント事業など)

先端技術に対応するデザイナーの育成と新商品開発•新規市場開拓を通した産業の活性化を
目的とする。


4. 他の公益社団法人への協力
JID 日本インテリアデザイン協会等、他の公益社団法人とコラボレーションし、
テキスタイルデザイン協会として公益性のある役割を担う。


5. 業界展示会への協賛・協力
JAPANTEX 等の業界展示会に協力し公益社団法人としての役割を担う。


6. マーケットとのコラボ事業(対百貨店など)
産地企業を監修/誘導し産学連携等による人材育成も視野に入れる。
また、ワークショップを通しテキスタイル素材への理解と「衣・ 住」の生活文化向上に寄与する。


事業企画部(西日本)

1. 児島繊維産業を知るツアー(田中孝明担当)
6 月1 6 (土)、1 7 (日)予定。
帆布製品・株式会社バイストン、畳縁織物・松井織物(株)、ジーンズなど見学と交流を計画。
作るだけでなく、その後の販売等出口との接点を作ることにTDA の役割があるという観点から、
交流後のネットワークが作りを目指す。そこに生まれる公益性も重視。


2. 西脇地区見学会(國米利美担当)
9〜11 月実施予定。
播州織、和紙、麻織等の工場の見学と交流、及びネットワーク作り。


3. ふくろづくりプロジェクト(田中孝明担当) 倉敷市緑ヶ丘小学校
小学生を対象に「繊維に親しむ」の企画立案計画中。「ふくろ」をテーマにものづくりと展示。
小学校× テキスタイルのものづくり×教育を計画。


4. 海外トレンドセミナー大阪開催支援

広報、会場を工夫し増員計画をする。

【文化広報部】
文化広報部(東日本)

広報部は従来からの課題である「データーベースの構築」「ホームページ、フェイスブック、TDA ニュース、メルガを通じだ情報発信」「会員プロフィールの構築」をし、業界・ビジネスに寄与する情報発信、新規会員獲得のための情報発信を続けてきた。
今年度は公益社団法人化に向けた活動を視野にいれ、具体的には文化及び芸術の振興を目的とする事業、
勤労意欲のある者に対する就労の支援を目的とする事業をすることも内外に向け情報発信することが必要になる。

〈チャレンジの方向〉
・産地の活性化を目指した産業的ネットワークの構築
・人材教育を視野にいれた産業連携に役立つコンテンツの発信
・テキスタイルに関わる文化的・芸術的コンテンツを扱うメディアの構築と広報活動の強化
・関連団体・異業種団体との交流を目指しだ情報発信
・公益社団法人化を内外に向け情報発信し公益の事業を強化する

〈具体的活動〉
・ホームページ制作、運営
・メルマガ発信
・TDA ニュース発行
・TDA 保存資料のデーター化
・会員プロフィールの充実化

文化広報部(西日本)

1. ホームページの充実のため、継続してコラム欄の原稿依頼を一般会員や新入会員に拡大し、
  積極的に参加を呼び掛ける。
2. プロフィール欄の充実のため継続して会員に掲載参加を呼びかける。
3. 事業部と協力し会員拡大に向けてイベント参加募集などに務める。
4. 賛助会員訪間を行い、ホームページ等で紹介する。