2000年1月にスタートしたJFW-IFFは今回で、15年 30回目を迎えた≪15th year ANNIVERSARY≫の節目の年となります。 私は、第１回目の2000年１月展より取材を続けてまいるました。この間、出展企業、団体、海外出展国等々の変化、そして来場者 の変化を見て来ました・・・アパレル・ファッションを主体とした「IFF展」は、時代の経過と共にファッション雑貨が大きく拡大している。 また、会場構成も、メンズ・レディ―ス・キッズのゾーニングから、ライフスタイル提案型のゾーニングへと変化・・・時代の流れを痛感！

今回、第30回を迎え前回１月展から導入した５つのテイスト別ゾーンの充実と独自に編集した提案エリアで構成。OEM（相手先 ブランドによる生産）や店頭支援システムを手掛ける企業が出展する第２回ファッションビジネス・ソリュ－ション・フェア（FBS）も併設 出展企業は合わせて約660社で、ファッションビジネスに生かせる総合見本市となっている。

今回の”ファッション・ワンダーランド”はファッションの楽しさ、魅力を再度打ち出してビジネスの活性化に繋げている！ 記念の30回展のアトリウムを飾るのは「MODE & DESIGN」 と 「CREATOR'S VILLAGE」。 デザイナーの個性やメッセージを感じる 売り場のアクセントになるブランドや製品が勢揃い・・・なかでも若手クリエーターのインキュベ―ションゾーンにはフレッシュな顔ぶれ が続々。また「CREATORS TOKYO（TOKYO新人デザイナーファッション大賞）」・・・TOKYOがら世界に羽ばたくファッションデザイナー わ輩出すべく、審査を経て選出された若手デザイナーのビジネス支援（６組が参加）・・・クールな大人服から遊び心イッパイの楽しい 雑貨まで！

主要な会場のゾーニングは、レディースの「URBAN ELEGANCE」、「REAL LUXE」「NATURAL LIFESTYLE」 & 「DOG FASHION」 そして雑貨を主体とした「ACTIVE & CASUAL」・・・このゾーン内に（SPAビジネスマッチングエリア）ODMメーカー24社が集結。 毎回拡大しているゾーンが「INTERNATIONALＬ」インド（65社）をメインに、タイランド、バングラデッシュ、中国、他21ヵ国が参加！

併設の「FBS」（FASHON BUSINESS SOLUTION FAIR 2014）・・・素材＆資材、物流、情報機器、生産機器、店頭支援、等々 １月の第１回に続き第２回となる「FBS展」は、ファッションビジネスをサポートする企業を集めた展示会です。１月展にも記しました がまだまだ魅力に欠ける展示会であり・・・今後の進展に期待する。

●（株）楽偶　
着物生地を使った洋服のブランド

●異素材の組み合わせ

●ニットの杉綾が新鮮

●divka ：田中崇順
大胆な炭筆画のテキスタイル

●（株）ワンピースとタイツ
＆ソックス：インクジェットプリント

●Kapuwa インド
＆ソックス：インクジェットプリント

●新潟ニット産地：
見附ニット工場（６社）と５人のクリエーターが濃ラビした「MITSUKE KNIT KOMONO」ブランド

●Teo jasmin：
一際目立つ犬をプリントしたバッグ類＆ポーチ＆小物入れ・・・（国・会社名未確認）

●PASNMA：
一際目立つ犬をプリントしたバッグ類＆ポーチ＆小物入れ・・・（国・会社名未確認）

●I'atelier maison campagne areaを提案する空間に（６社がコラボ展示）：
手織のテキスタイル小物を展開する「Trois Temps」

●メインはドッグ・ウエアーであるが、飼い主とのペアルック、ドッグ雑貨が充実・・・プレゼント向きのアイテムが目立つ！

●Paper Miracles：
パキスタンから・・・パキスタンの大地震で障害を負った女性の自立支援から生まれた「希望を紡ぐビーズ」

●NIPPN MONOI CHI （21社が出展）：
中小企業基盤整備機構による「NIPPON MONO ICHI」今回も地域の伝統技術や産業を受け継ぎながら新しいモノ作り挑戦する21社

●SPA ビジネスマッチング：
日本＆中国のODMメーカー24社を集結・・・付加価値の高い物作りをアピール（内容は良くない）

●スポットライトの照明モードと映像を投影するプロジェクター。
映像はSDカードを使ってパソコンで・・・照明・ディスプレイ・映像の融合