イベントレポート
御堂筋から世界へ TDAもデザインの魅力、発信!<御堂筋デザインストリート2011> 『呼吸する布と木のフェスタ』in ギャラリー収納 御堂筋 |
歴史的にも文化的にも価値の高い御堂筋のブランド力を高め、大阪の新しい都市魅力を引き出し、人が集まる街づくりを目的に、ムーブメントづくりに取り組むデザインイベント「御堂筋デザインストリート2011」の第一回目が、9月12日から19日までの8日間、大阪市のメインストリートとも言うべき御堂筋沿線で開催された。
また、期間中は御堂筋デザインストリートのバナーが御堂筋の街頭をジャックするなど街全体がデザインモード一色に染められた。その中で、御堂筋に面し中央大通りを少し北へ行った「ギャラリー収納 御堂筋」において、TDAプロデュースによる『呼吸する布と木のフェスタ』が、期間中同時開催された。 この企画は、丹後の織元3社と京都府の織物センターのご協力により、素晴らしい表情を持つテキスタイルの提供と、最高の立地条件をもつ「ギャラリー収納御堂筋」のショールーム提供により、実現した。この会期中、インテックス大阪では「living & design展」も開催され、とても沢山のムーブメントがあり、当イベントにも384名の方の来場があった。 出展は100個のクッションを中心にタペストリーやランチョンマット、アート作品が数点あり。日頃木製品中心のショールームにテキスタイルの柔らかい表情が加わり、文字通り呼吸する布と木のセッションによるフェスタとあいなった。 シルクを中心とした素材の為、それなりの価値のあるプライスだったが、一般の方の目にもとまり、少なからず売上があった。平素よりテキスタイルを扱うTDAのデザイナーによるプロの手腕に因るものだろう。 今回の地場産と大阪のショップをTDAが結び付けるという企画が、短い準備期間のなか遂行できたのも会員の多数の参加とご協力あっての事。このような社会の大きな流れに乗りながら、TDAのすべき方向性が少しでも示せ、案内ができた事は、大きな告知効果があったのではないかと考えている。
協賛: 大谷産業㈱ 田勇機業㈱ 宮眞㈱ |
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