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イベントレポート

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【東京】2014 TDA海外トレンドセミナー 東京
北原美希氏 今野文雄氏 大場麻美氏
 

東京・青山にある東京ウィメンズプラザホールにて、2月21日「2014TDA海外トレンドセミナー」を開催いたしました。

昨年に引き続いての2部構成で、第1部はドイツ・フランクフルト「Heimtextil」(講師:北原美希氏)、ハノーバー「DOMOTEX」とケルン「imm(ケルン国際家具見本市)」(講師:今野文雄氏)、フランス・パリ「Maison et Objet」(講師:大場麻美氏)が展示会の傾向を分析し発表して頂きました。

第2部は各展示会での注目されたところと色彩傾向が発表されました。
「Heimtextil」については、北原氏がゲスト出演して頂いた同展示会トレンドセッターの南村弾氏(DAN Project)とバイオ技術を使った近未来のテキスタイルなど注目されたところを話し合いました。また、怡田勉氏が今回注目されたデジタルプリントについての説明をされました。

「Maison et Objet」については、大場氏が同展示会のトレンドセッターであるネリーローディー社ヴァンサン・グレコワール氏とのインタビューを動画で紹介されました。グレコワール氏は、
「混迷する現代にあって、モノづくりにとって大切なことは、完璧でなくても、
①物語性のあるもの
②コミュニケーションのとれるもの
③新しい何かが感じられるもの
であることが重要である。」
など示唆に富むインタビュー内容でした。

今野氏は欧州におけるプリント技術に注目をされ、カーテン・壁紙・寝装・カーペットなど各分野でデジタル化の流れが本格的に定着する時期を迎えつつあることを紹介し、最後に過去3年間の各展示会色彩傾向を分析し発表をされました。

文責:東郷

 
【大阪】2014 TDA海外トレンドセミナー 大阪
 
 

東京に続きトレンドセミナーが2014年3月5日に京都造形芸術大学 大阪・サテライトキャンパスで開催されました。

講師 大場麻美 今野文雄 北川美希 3氏によりドイツのハイムテキスタイル展、ドモテックス展、ケルン国際家具展、フランスのメゾン・エ・オブジェ展の4取材によるトレンドの流れを豊富な資料と丁寧な解説をして頂きました。

大阪では2部はなかったのですが、最後に今野氏により、カラー傾向やコーディネーションについての商品企画をするうえでも重要な報告もありました。

大阪参加者66名(内会員11名賛助会員5社)と大阪繊維企業・企画室が少なくなった現状での昨年と同数位の参加者数になりました。

参加者の皆様に当日アンケートを実施させていただきました。
アンケートご回答には「ここ数年のトレンド傾向やカラーの傾向を対比して解説してもらえたのが大変よかった」、「トレンドの内容が詳細で その背景を詳しく知ることができた」などの声が多く寄せられていました。

またセミナーの運営に関しては「ミラノサローネなど他の展示会セミナーも聞きたい」・「開催時期をもう少し早めてほしい」・「時間が足りない、質問の時間がほしい」などの注文もあり、熱心な参加の皆様に感謝し今後の検討課題といたしたいと思います。

文責:岩岡