IFFT(東京国際家具見本市)にインテリア・ライフスタイルのコンセプトが加わり、IFFT/interiorlifestyle livivngとして2008年からスタート。「東京から世界へ向けてライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市です。第5回目の開催となる『IFFT/インテリアライフスタイルリビング』には11ヶ国・地域/338社・団体が出展!家具・テキスタイルをはじめ、空間を彩るハイエンドなインテリア・デザイン製品が国内外の各地から集結しています。
さらに今回から(昨年6月開催)『インテリア・ライフスタイル』と同様に、インテリア・デザイン業界を牽引する4人の若手メンバーを Creative Direction に迎え、見本市のコンセプトから特別企画、会場構成まで大幅にリニューアルし一層の充実を図られている。但し私の目からは、ZONE分類と出展製品内容に無理があり不明確に感じられた。
※来場者数(主催者発表)17日(5.971名)、18日(6.412名)、19日(6,783名)3日間合計(19.166名)前年比96.9%
注目は、「空間づくり」のアイディアやヒントをそれぞれ異なる視点から発信する「Creative Resource」素材と造作のちから、「JAPAN STYLE」、「Heimtextil TRENDA 2013/2014 Preview」&「Fabrication BRANDS」の特別企画展示」でした。この4つの「ZONE」を主体に取材・レポート致します。
トレンドテーマ「Being」(ビ―イング) 魅力溢れる生活環境を実体験
ドイツのテキスタイル見本市「ハイムテキスタイル」の来年のトレンドの一部を先行発表。 会場ではトレンドカラーを用いてライブペインターが、その場で絵画を仕上げる実演イベントを開催。 その場でハイムテキスタイルのトレンドブックを販売。
The Geologist(ザ・ジオロジスト/地質学者)
The Eccentric(ザ・エキセントリック/奇人)
自然と共生を意識して、地球の奥深くに眠る未知の世界に様々なインスピレーションを求める。
世界中から集めてマニアックなコレクターズ・ワールドとにかく「エキセントリック」を追う。
The Historian(ザ・ヒストリアン/歴史家)
The Inventor(ジ・インベンター/発明者)
過去の資料や様々な経験から学び、現代人が忘れてしまった価値を発見してデザインを楽しむ。
スタイリッシュに自由な発想で、マテリアルを研究・実験して喜びや楽しみを刺激する。
『Material Stock』 若手建築家の芹沢啓治氏のディレクション 年々注目度が高まる「リノベーション」や「編集型ライフスタイルに着目し、アクリル、アンティ-ク素材、錫材、組子など、「暮らしを編集できる」センスあるインテリアマテリアルや関連商材を扱う20社が終結。各社が出展するブースに加え、芹沢氏の監修によるテーマ展示「Material Stock」では、6人の建築家やデザイナーを迎え、多様なマテリアルに触れられる場を設け、新しいアイディアの発見をサポートしている。
株式会社トラフ建築設計事務所 (鈴野浩一・禿 真哉)
スタジオアナグラム (橘 昭仁)
偶然できた端材や無用のサンプルが発送のための源石の様な宝の山に
工場で発掘するマテリアル見た事が無いモノ、捨てられる素材の魅力
フー二オデザイン (橋本 潤)
芹沢啓冶建築設計事務所 (芹沢啓冶)
転がっている破財も、デザイナーの思考を経る事で生まれ変わる
素材感、サイズ感、重さ感を知りたいもの・・・いつか役に立ちそうなモノ
藤森泰司アトリエ (藤森泰司)
ドリルデザイン (林 祐輔・安西葉子)
当たり前の素材を、デザインと素材の創造的な関係を探る事が重要!
転がっている素材・オブジェを、純粋に面白い、きれいとか感情のフィルターで
株式会社中川ケミカル
京朋株式会社
カラーフイルムメーカーの透き通るカラーキューブ
「伊勢型紙」室町時代には白子型と呼ばれる型紙のリソース
石巻工房
株式会社田代合金所
デザイナーと現地の作り手が組み斬新な製品を生み出す
一枚一枚、職人の手によって鋳込まれた錫の内装材
●DAN PROJECT (ナチュラル・モダーン)
●NEEDK (モダーン&クラシック)
●LAURA ASHLEY (フエミニン&ロマンチック)
●DESIGNERSGUILD (フエミニン&カジュアル)
●JAKOB SCHLAEPFER (光沢感・透明感・高級感)オートクチュール・ファブリック・・・2008年よりインテリア・ファブリック展開
●ユニベール株式会社
●株式会社WIS(ウイズ)
「Bespoke」コレクション
「PASAYA」初出展:メードイン:タイランド
●旭川家具工業協同組合
「カンディハウス」のスタッキングチェアー(重ねる)・・・ 今年のキーワードは細身のフォルム、無垢の素材感
●ドリームベット株式会社
カラフルなソファーと変形ラッグの展開
世界中の多彩なデザイナーやグラフィックアーテイストによりデザインされた多くの作品を紹介している。 今回の作家(デザイナー)「NATHALIE LETE」の作品を紹介・中国人の父とドイツ人の母を持つ ファションデザイナー&グラフィックアーチスト!子供向けの絵本、シルクスクリーン印刷、カーペット、 テキスタイル等・・・彼女のユーモアが散りばめられたカラフルで遊び心溢れる詩的なウオール・ステッカーが新鮮。 子供の頃のノスタルジックな世界へと包んでくれる。一際注目のブースでした。
●NOVO/VINTAGE COSA ビンテージなインテリア・アクセサリー&ファッション・アクセサリーの数々・・・全てがインドプロダクト
ジャパンスタイルはドイツの見本市(アンビエンテ)で企画された日本のモノずくりにスポットを当てるエリアを再現!
JAPAN STYLEは、日本独自の美意識や生活様式を背景にして生み出されたモノづくりを、世界に向けて発信していくプロジェクト。 ・家具をはじめ、木・紙・鉄・土・・・等々からつくり出される生活道具の数々です。
● TIME & STYLE社
●WISE・WISE社
「木」食器:株式会社ゴールド工芸製作所
「紙」花器:浅倉紙業株式会社
「土」食器:株式会社ミヤマプランニング
「鉄」鉄瓶:富岡商店