イベントレポート
賛助会員訪問 株式会社川島織物セルコン |
この日が新作見本帳プルミエの発表展示会ということで、豊洲のショールームに OBでもある杉山、志智氏と3名でお伺いし、取締役執行役員、インテリア事業部、 商品本部長、近藤忠稚氏にお話を聞く事ができました。 注目はショールームで、今年の5月22日にこれまでの千駄ケ谷・青山ショールームを統合し、今注目されているエリア、豊洲の東京本社内に首都圏最大級約1000平方メートルのスペースがオープンした。車でも行きやすく、広くて見やすく人気があり、なにより今迄と違い社員がすぐに実物を見る事ができることが、メリットになっているようです。
現在、会社の方向性として重要視していることは、環境への取り組みで、廃材リサイクル循環システム、カーボンオフセット対象タイルカーペット、広域認定取得によるカーテンリサイクルなど、多くの取り組みが行なわれ、そして今年の5月に「エコ・ファースト企業」に認定された。 エコ・ファースト制度とは、環境保全に関する業界のトップランナー企業の行動を更に推進していくため、環境大臣に対し地球温暖化対策など自ら環境保全に関する取り組みを約束する制度で、エコ・ファーストマークを使用でき、環境対策への姿勢を消費者にアピールすることができます。実際に取得してから、多くの企業からオファーがきているそうです。 インテリアは人に夢を売るもので、今、時代はとにかく安くそして長持ちだが、企業としては、お客の本当のニーズを引き出し、また満足度を変えて行く取り組みをして行かなくてはならない、そんな思いを込めたのが今回の新作見本帳プルミエで、254柄579アイテム(新作比率42%)30〜40代の新居をかまえる初めてオーダーカーテンを購入する層をメインターゲットにして、明るく、楽しく、わくわくするデザイン、スタイルを強化し満足感を与える内容になっている。 実際に展示してある製品を見ると、コーディネーションがしやすく、楽しくパレットで絵の具を混ぜるように自分流のアレンジができそうで、特にボトムボーダーやブレード付きボトムボーダーが目を引いた。展示スペースは多くの人でにぎわっていた。 今後はブックの存在のあり方の見直しやインターネットの活用など今迄とは違う考え方をし、様々なニーズに対応して行きたいそうです。
展示会中のお忙しい中お時間をさいていただき、ありがとうございました。 |