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イベントレポート

INTER TEXTILE SHANGHAI HOME TEXTILE
 
JAPANTEX セミナー

INTER TEXTILE SHANGHAI HOME TEXTILE

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2014年11月12日11:00〜12:00にジャパンテックス特設ステージにて日本テキスタイルデザイン協会セミナーが行われた。講師は今野理事長、大場副理事長、北原、怡田の4名、司会は東郷副理事長が務めた。
 世界のテキスタイルデザインの流れと日本の現状について報告。特にデジタルデザインについては基材とハードの進化に対応するデザインの重要性をTDAのプロジェクト「IPIP」を基に説明が行われた。又ライフスタイルの多様化をワールドワイドにテキスタイルデザインから分析し、実物の布を見せながら、トレンドの変遷とテキスタイルデザインへの影響についての説明も行われた。

トレンドに関しては興味のある方が多く、セミナーは大盛況で終わり来年2月に行われるトレンドセミナーに弾みをつける形になった

記:豊方

 

 
JAPANTEX2014 出展報告

11月12日から14日までの3日間、東京ビックサイト東1ホールにて「第33回JAPANTEX2014・窓と暮らしを彩るインテリア」が開催され、TDAも1A-002ブースにおいて出展しました。

 


 
今回の展示では去る9月10日に新宿伊勢丹「JAPAN TEXTILEのみの市」でデビューしたTDAと賛助会員ダイワボウノイ(株)の共同開発ブランド「IPIP」をメインに据え、「小スペースながらも来場者にデザインインパクトを与えるスペース」を作る事を目指しました。伊勢丹の店頭でも好評を博したI P I Pの豊富なコンテンツと、隣接するブースWALPAさんのご協力に恵まれ今まで出来った事がようやく実現した感があります。

 

 
 

天井バトンから多数のロープでつり下がったI P I Pクッションバッグはその柄のインクジェットプリント原反を隣に吊り下げ、素材のbeforeと製品のafterを対比させる楽しい仕掛けです。デリケートなシルクのストールはI P I Pのロゴを壁紙化したパネルから吊り下げてゆらゆらと軽さを魅せる演出。更にはI P I P協力企業(株)島精機のホールガーメントワンピースとストールのコーディネートがブースの正面に華やかさを添え、WALPAの壁紙とフィールテキスタイル&エルクリエーションのファブリックヘッダ(12日TDAトークセッションで使用したもの)、和歌山染工(株)のデジタルプリント色見本などがブースの背景に重厚さを添えました。

島精機からはIPIPのアートワークを支えた国産デザインツール:APEX3の機器一式も拝借し、IPIPのデザイナーがデモンストレーションを行いました。またパンフレットの無いIPIPを説明する為のスライドショーや和歌山染工から提供されたインクジェットプリント動画などが大型モニターで上映されるなど映像コンテンツも十分に活かした展示をする事が出来ました。

   

上記企業各位の他に荒井(株)、(株)野崎染色、(株)三越伊勢丹の各企業にも多大な御協力を頂きました。この場を借りて協力企業の皆様とご来場下さった皆様、日本インテリアファブリックス協会の皆様に厚く御礼申し上げます。婦人雑貨でデビューを果たしたI P I Pは今回の展示を機に、本来の目的であったインテリア・寝装分野への進展を加速させたいと思っています。どうぞ御期待下さい。

記 怡田