イベントレポート
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| 賛助会員訪問 株式会社フジエテキスタイル |
師走の慌ただしい中、富士榮会長にお話を聞く事ができた。創業明治18年京都で織物業からスタートし、その後1950年にフジエ織物合資会社を東京で創業させる。 1963年に粟辻博と出会い、70年代から発表されたデザインワークは、デザインの時代到来とともにインテリアファブリック界にセンセーショナルを起こした。私自身も青山のハートアートによく出かけ勉強させていただき、また商品もいろいろ購入した。フジエテキスタイルに影響を受け、現在インテリアファブリック業界第一線で活躍している人はたくさんいるだろう。
1994年からは富士榮会長が先導を切り、現代社会に合わせた、モダンデザインを経営面も理解しながらエンドユーザーに楽しんでもらう商品を開発している。モダンからクラッシックまで様々なデザインを提供している企業が多い中、独自のデザインポリシーで展開しているフジエテキスタイルは海外からも高く評価されている。 現在のデザインは２つのブランドが主軸となっている。一つはSTORYで、あなただけのインテリアファブリック。色や質感の違う生地を組み合わせて、コンビネーションを楽しむ。カーテンやクッションの様々な形やスタイルを楽しむ。その可能性から新たな物語が始まる。そんな思いを込めて"コンビネーション＆スタイル"というテーマで作られたブランド。使いやすい価格帯で、魅力的なインテリア空間を演出できるスタイルです。 もうひとつは、PROFIREで長年つちかってきたシンプルなイメージと日本の美意識をベースに、デザイン、カラー、素材感の融合によって、テキスタイルの新たな可能性を追求したブランドです。シルクやウールといった高級天然素材によるグレード感と、ファッション分野で使われる手の込んだ加工技術による斬新なデザイン表現が特徴です。極細糸による繊細な意匠による透過性、カットや刺繍などの加工による立体感、そして素材感をより美しく見せる為のシックなカラーリング。高級品といわれるジヤンルの商品だけでなく、デザイン性においてもフジエテキスタイルの独自性を高めた商品です。 ショールームにあるサンプル生地は会長考案による見せ方で、すぐ手に取る事ができ、組み合わせ方など自由に見る事ができる。文章で読むより実際にショールームに足を運び見る事をお進めしたい。 （文責：豊方）
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