■開催日時：5月18日（土）13：30～14：30

■開催会場：東京/秋葉原　ネット・カンファレンス会議室１

　□議長　寺井理事長　　　　　　　
　□司会　豊方　　　　　　
　□進行　小川事務局長
　□出席者27名　　委任状77名　　合計104名　　　　総会成立 （会員123名　定款2/3　82名）

■議事

『第１９期　通常総会議案書審議並びに質疑応答』

第1号議案　　　＊2012年度活動報告実施概要報告、会員移動状況　　⇒　　承認

第2号議案　　　＊2012年度収支報告書　　　　　　　　　　　　　　⇒　　承認

第3号議案　　　＊2013年度活動方針と組織　　　　　　　　　　　　⇒　　承認

第4号議案　　　＊2013年度役員人事と担当役員 （新担当：川本監事、今井理事補佐、國米理事補佐） ⇒　　承認

第5号議案　　　＊役員会開催予定　5月（東京）7月（テレビ会議）10月（大阪）12月（テレビ会議）3月（東京） 　　　　　　 　 ＊2013年度各事業部活動計画　　　　　　　　　　　⇒　　承認

第6号議案　　　＊会費未納者の会員資格喪失（会費未納者3名）　　 ⇒　　承認

第7号議案　　　＊2013年度収支予算　　　　　　　　　　　　　　　⇒　　承認

以上、すべての議案に対し満場一致の拍手により、承認いたしました。

第３号議案２０１３年度活動方針

１、グローバル化が加速する中での日本の立ち位置を見極め魅力ある創造をおこなうため、
　　独自の研究活動を行い、価値ある感性と、もの作り姿勢などを探索・収集 するとともに、
　　新たなネットワークを構築して供用・供有できる知識・情報など を広く社会に発信し、
　　テキスタイル関連事業の発展に寄与する事業計画を充実させる。
　　（1） テキスタイル研究会の開催と研究情報の発信、及びネットワークの拡大。
　　（2） 価値あるテキスタイルデザインを発掘し、「J布」ブランドを以て表彰する と共に
　　 　 　 ジャパンデザインとして訴求・発信を行っていく。

２、協会の財政基盤の安定と確立を視野にいれた事業の柱作りを行っていくと共に、
　　会員のデザイン創作と発信への支援をおこなって行く。
　　（1） インテリアトレンド情報の収集と発信（セミナー内容の充実と参加者拡大が 課題）
　　（2） 情報、資料などの出版事業の継続拡大。
　　（3） テキスタイルマルシェ、およびテキスタイルクラフト・マルシェの模索・実施。

３、グローバル化が加速する社会においては積極的な情報の発信と良質な情報の充実が重要であり、
　　TDAの社会的存在価値を大きくしていくと同時に産業界の発展と人材 の育成に貢献できると考え、
　　広報活動の強化を行う。
　　（1） HP活用による情報プラットホームシステムの構築を行い、情報の収集・集積 発信能力の強化を行う。
　　　　（情報リンクの拡大などを含め）
　　（2） テキスタイルに関連するクラフト作家やデザイナー、小規模テキスタイル関連 事業者（会員外）等と
　　　　　共用できるメディアの構築を目指し、より広いネット ワーク作りを図る。
　　（３）次世代を担う人材の育成にも注力していく。

日時：２０１３年５月１８日（土）
場所：東京　秋葉原　ネット・カンファレンス　会議室１
講師：大貫弘
テーマ：テキスタイルを通して見るライフスタイル提案型小売業の失敗と成功「日英ブランドの実践から学ぶ」

今年の基調講演は大貫弘氏をお招きした。大貫氏はインザルーム取締役営業本部長、ローラアシュレイ取締役ホームファニシング商品本部長、アジア事業担当デザインサービス部長を経験され、様々なスライドを見ながら、インザルームはなぜ時代の波に乗れなかったのか、そして、ローラアシュレイはなぜ、売り上げをのばしていったのか、そこには創造を超える生々しいストーリーが展開していた。時には笑い、時にはシリアスに貴重なお話を聞くことができ、これからのビジネスに大変役立つ内容だった。

（文責：豊方）

基調講演が終わり、その後同じビルの３階にある須田町食堂で交流パーティが 講師の大貫氏の乾杯の音頭で始まった。参加者は３２名、終始和やかな雰囲気で、最後は寺井理事長のあいさつの後、元応援団団長であった大貫氏のエールで締められた。

（文責：豊方）