イベント

イベントレポート

JFW JAPAN CREATION 2014/PREMIUM TEXTILE JAPAN
 
”日本の技術とノウハウの結集”


日本のテキスタイルビジネス商談会!過去最大の80社/104小間の規模で開催された「PTJ 2016 Spring&Summer」

集客力も毎回拡大、新規顧客の開拓が期待されている。合わせて便利性の良い会場ということもあって、来場者は過去最高を更新(2日間で6,500人)昨年比118%となる。最終日の為替は1ドリ=124円台と12年振りの円安水準!中国で素材を調達し、縫製すると云うシステムが長年続きましたが、中国国内の人件費アップ、さらに労働者不足等の問題が重なり・・・こうした円安が、国内素材の見直しに繋がり、縫製を含めた「J∞クオリティ-」制度も15秋冬の店頭からスタート!

市場が差別化素材を求めていることをベースにして、円安や国産商品への注目高まり益々メイド・イン・ジャパン素材が求められる背景にあります。日本の技術・品質・感性・・・専門性の高い力・ノウハウ結集した差別化素材が競演、特定の分野で磨いてきた専門技術を新たな市場に生かそうとする動きが注目されています。

”素材トレンドは”「薄く・軽く・柔らかく」・・・15年春夏のハリ・コシを求め、中肉素材から一転、来春夏は風合いが柔らかく、しなやかに向かっている・・・世界一薄い、軽い、柔らかい・・・日本の技術・ノウハウに注目!

 

価値の多様化とグローバル化の後押しを受けて価値の発掘に力を入れ、より良い価値観を生み出して行くことが大切です。
独自性や意外性、新しい価値作りを目指して、いち早くキャッチして仕掛けることが重要になります。
そのために誇り高く熱意をもって、信頼の輪大切にグローバルなサプライチェ-ンの構築を進めて行きます。
素晴らしい信頼の輪で永続的に創造の世界を目指し、その輪がつながっていくよう努力して行きましょう。
カラ―:ファッションの多様化・拡散する中、改めて豊かな色づかいを強調する強さと控えめさ。エネルギッシュな深みのあるカラ―が個性豊かに演出。

 
●男前・女前の流儀 : Gentlewen's Style

時代はクールに心に秘める品と格を映し出す。そこに見えてきたものは新しいジェントルウーマン像。力強くグラフィカルなフォルムの中にどこかフェミニンな変化球技を効かせた「男前」。自立した意志の強さの中に、しなやかなやさしさと心地よい安らぎを両立させたモダンフェミニン感覚がバランスよくエレガントに表現される「女前」。それらが共存する新しいスタイルへ。

【カラー】
クールでドラマチックな品と格のあるダークカラーを中心に展開。アクセントはエレガントに洗練されたカラーでシルバー、ゴールドもプラス。

 
 
 
 
●忘却の旅 : Lapse of Memry

時の流れに追い越され現実に限界を感じさせらる、自分は何のために…。このままで良いのか?自分が自分らしく在り続けるために、人生のうっかりしたものを思い出すための旅人に。静かでさりげなく濃密な時間を求めると不思議な空気が流れていく。時間と空間の間に癒されながら自分自身に向き合うためにいざ、旅へ。

【カラー】
くつろぎや癒しの感覚があるシンプルで静かなカラーパレットで展開。

 
 
 
 
●アーバン・ポップクルーズ : Urban-pop Cruise

知的に心のままに行動すること。若さを満喫するワンダーガール、ポップな色に満ちあふれたワンダーランド、カラフルでキッチュなおしゃれガール、ハイパーでパワするなスタイルをミックスすれば気分はパーティ!アートが魅せる迫力と旬な気分の魅惑に誘われて、ポップで生き生きとしたスポーティモダンが光を放つ。表情豊かな活力に溢れた気分を楽しみ、都会のワンダーランドで爽快且つ自発的な経験をしていきましょう!

【カラー】
ロマンチックでダイナミックな色づかいが印象の個性的なカラーポップで展開。ゴールドもプラスして。

 
 
 
 
●異国賛歌 : Etrangers' Eulogy

心揺さぶるエキゾチックな唯一無二な魅惑へと誘う熱気に魅了される。異国の暑い太陽や青い空気も、花々の匂いもゆるやかに時間が流れる。異国文化の影響を受けてパワフルにドラマチックに…。異国は想像の源となり、遥かなる異国への憧憬(あこがれ)の想いを込めて光り輝く。

【カラー】
時を超え素朴で大から名民族調の気取りのないブライトカラーで展開。

 
 
 
 
 
 
INDEX CORNER 
出展各社の新作、イチ押し素材が展示
先ずはINDEXコーナーで、注目素材、求めている素材を選択、出展企業を確認~各出展ブースにて商談
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本の技術、ノウハウ結集・・・特に注目すべき企業ブースの紹介 
出展各社の新作、イチ押し素材が展示
 
●有限会社クロスジャパン(東京都)・・・(毎回定点取材)
・各メーカーにテキスタイル企画・提案・・・糸使い、意匠、織組織、テクニックから毎シーズン新しいテキスタイル提案(枡見本のみ)
 
 
 
●株式会社播(兵庫県西脇市) BOTANICAL DYE
・四季のフラワー、フルーツの天然染料と科学染料の結合
 
 
●浅記株式会社(新潟県見附市)
・新潟(見付織物)フィラメント糸とスパン糸を組み合わせて
 
 
●小島染織工業株式会社(埼玉県羽生市)
・Urban indigo fabric 素材作りにこだわり、歴史ある「綛染紺織」のインディゴファブルック「KOJIMAYA」ブランドをスタート
 
 
 
●株式会社デザインハウス風(京都市)インクゼットプリント(白黒と緑)で統一した展開
・デザイン会社による、アートワークから(協力工場にて)テキスタイルサンプルまで作成・・・私たちの美と愛を提案
 
 
 
 
●栗野商事株式会社:クレッシェンド・ヨネザワ(山形県米沢市)
・職人の魂が創り出す・・・匠の技を何重にも重ね合わせて、個性的で上質なストール提案・・・シルク&ウール
 
 
 
写真&レポート:TDA広報 志智俊介