イベントレポート
メゾン・エ・オブジェ&パリリサーチ |
9月9日~13日パリのノール見本市会場にて、メゾン・エ・オブジェが開催されました。今回は7万144名の来場者が訪れ、また、3.11を受け、日本の東日本大震災復興支援の特別企画も2つ開催されました。 インスピレーションの大テーマは、Singularitéシングラリッテ=特異点・グローバル化した中の面白さでした。 1 オーピステ=追跡される/新しいデザインへのユニークなエネルギーは、スポーツフィールド上にある。 2 コプリシテ=引き合う組み合わせ/人々はカップルとして、新たな世界を再構築している。 3 オビシオンプレゼ=モノマニア/個人的なこだわりから生まれる芸術。 カラーとしては、アパレルの方向性と同様、カラフルな傾向が強い。 色相も巾広く捕えられている。 ホール7のエントランスは、グリーン1色で演出されていました。 日本の東日本大震災復興支援の特別企画として、1つはタレント・ア・ラ・カルト・ジャパンが開催されました。日本の若手クリエイター6組の作品が展示されました。 ジノリでは、アーカイブのカップは、天井から下げディスプレイで新鮮さを出したり(写真右)、売れ筋のシリーズでは(写真左)直火焼き可能なアイテムが追加されました。 確実に売り上げを作って行く強い姿勢が感じられます。 マスターオブリネンでは、世界的なリネンブームを感じる、様々なフィニッシュ(仕上げ)を見る事が出来ました。特にウォッシュ仕上げもバリエーションが多い様に思いました。 |
パリのメルシーでは、素顔の日本展が開催されていました。 今年は、パリで初めてデザインウィークが開催された。 イベントの多いこの時期に日本に関する展示会が話題のメルシーで開かれていた事は特筆すべき事だと思う。 |
ボンマルシェでは、ロンドン展が開催されていました。来年のオリンピック開催地として早くも注目が集まっています。 同時にBRIAN FERY(イギリスのロックミュージシャン)展が開催です。 また、イギリスと言うことで、日本でも人気のリバティーが大きく取り上げられていました |
(文責:豊方) |