日本テキスタイルデザイン協会は、低迷する日本の繊維産業の復活と繊維文化の高揚に寄与する使命に向かって真摯な活動を続けていますが、 その活動の中核として立ち上げたイノベーションプロジェクト5年計画を達成する為の準備活動として日本の産地の現場把握や現地とのコミュニケーション、人材育成の手がかりとして産地訪問を通して前向きな活動や セミナー等を企画しています。日本のものづくりを見直し、日本の明日を拓く活動を皆さんとご一緒出来たら嬉しいです。 皆さんのご参加をお待ちしております。
新潟県十日町は、着物産業の地として知られています。伝統と現代の狭間で真摯な活動を続けています。 又、全国に先駆け産地、行政、教育機関を結びつけたインターンシップ制度をいち早く制度化した十日町市の決断や、(株)きものブレイン岡元松男社長の前向きな経営理念と新工場の新設運営には学ぶものが多かったと思います。 今野理事長、東郷副理事長。中山理事、怡田理事、田中理事をはじめ21人が参加しました。
7月21日十日町駅前に10:30集合、大型タクシー2台に分乗し十日町織物工業協同組合 事務局長 越村伸弥氏の案内で工場見学に出発しました。
越後有妻アートトリエンナーレは北川フラム氏プロデュースで新しいアート表現の先駆けとなったところですが、その一端を垣間見ることのできる妻有里山現代美術館キナーレに立ち寄り、展示作品を見学、おしゃれなレストランで昼食を楽しみました。
続いて、十日町市立博物館を訪問。国宝火焔土器や地元の展示を観賞しました。明日へのエネルギーを得て、楽しく有意義な見学を締めくくりました。